匂いの帝王
チャンドラー・バール
嗅覚の仕組みに新説を唱えた生物物理学者ルカ・トゥリンを追ったノンフィクション。人が匂いを感じるのは分子の形ではなく分子の振動によるという彼の仮説が、学界の主流から退けられ、論文の掲載を拒まれていく過程を描く。香水評論家でもあるトゥリンが匂いを言葉で描写する才能や、香料業界の内側の描写が読みどころになっている。異端の仮説が科学の世界でどう扱われるかを描いた読み物として読まれてきた。
ジャンル: ノンフィクション
この本を薦めた人(2人)
- エリック・ワインスタイン(数理物理学者・投資家)が薦めた。出典: ポッドキャスト(The Tim Ferriss Show #131 ショーノート)
- ブレット・ワインスタイン(進化生物学者/ポッドキャスター)が薦めた。出典: ポッドキャスト公式エピソード説明(DarkHorse #108)
エリック・ワインスタインが薦めた他の本
- マイロのふしぎな冒険(ノートン・ジャスター)
- ヘラクレイトスの火(エルヴィン・シャルガフ)
- ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか(ピーター・ティール)
- 二重らせん DNAの構造を発見した科学者の記録(ジェームス・D・ワトソン)
- 利己的な遺伝子(リチャード・ドーキンス)
- 延長された表現型 自然淘汰の単位としての遺伝子(リチャード・ドーキンス)
ブレット・ワインスタインが薦めた他の本
- 大衆運動(エリック・ホッファー)
- 『火星の人類学者 脳神経科医と7人の奇妙な患者』(オリヴァー・サックス)
- 『マザー・ネイチャー 「母親」はいかにヒトを進化させたか』(サラ・ブラファー・ハーディー)
- 『測りすぎ なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?』(ジェリー・Z・ミュラー)
- 『悪の製薬 製薬業界と新薬開発がわたしたちにしていること』(ベン・ゴールドエイカー)
- 『ザ・ライト・スタッフ 七人の宇宙飛行士』(トム・ウルフ)