論語と算盤

渋沢栄一

日本の近代資本主義を築いた渋沢栄一が、道徳と利益の両立を説いた講演録で、一九一六年刊。私益の追求と公益は矛盾せず、論語の倫理と算盤の計算を結ぶことで事業は長く続くという道徳経済合一の考えを軸にする。処世と信条に始まり成敗と運命に終わる十章から成り、武士の精神と商人の才覚を併せ持つ「士魂商才」の語が全体を貫く。五百近い企業の設立に関わった実業家の言葉として、今も経営者や働く人の指針になっている。

ジャンル: 経営・組織

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