サラエボで、ゴドーを待ちながら

スーザン・ソンタグ/富山太佳夫 訳

包囲下のサラエボで『ゴドーを待ちながら』を上演したソンタグが、その体験を綴った表題作を含む評論集。戦争の現場に身を置いた書き手が、芸術に何ができるのかを具体的な状況の中で問う。電気も水もない街で、俳優たちと第一幕だけを繰り返し稽古した日々が細部まで書き留められている。行かないでいることの居心地悪さを引き受けた知識人の振る舞いとして、今も参照される。

ジャンル: ノンフィクション

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