『ローマ皇帝伝』

スエトニウス

カエサルら十二人の皇帝の素顔を描いた古典。事績を年代順に並べるのではなく、出自、公職、私生活、容姿、死に方といった項目ごとに整理する独特の形式をとる。宮廷に仕えて記録に触れられた著者が、政策と並べて奇癖やスキャンダルの逸話を淡々と書き残している。皇帝を制度ではなく人として見せる記述は、後世の伝記や小説の材料になり続けた。

ジャンル: 歴史・文明

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