昭和16年夏の敗戦
猪瀬直樹
開戦前年に設けられた総力戦研究所の若手が、日米戦を「日本必敗」と結論づけていた事実を掘り起こしたノンフィクション。各省庁や軍から集められた三十代の「模擬内閣」が机上演習を重ね、緒戦は勝つが物量で押し切られ、ソ連参戦を招いて敗れると出した。結論は東條英機ら首脳の前で報告されながら政策に反映されず、開戦の決定が下される。正しい情報が上がっても組織が向きを変えられない構図を突きつける。
ジャンル: 歴史・文明
この本を薦めた人(1人)
- 遠藤利明(東京オリンピック・パラリンピック担当相)が薦めた。出典: 日本経済新聞 リーダーの本棚
遠藤利明が薦めた他の本
- インビクタス(ジョン・カーリン、八坂ありさ訳)
- 人間の覚悟(五木寛之)
- この国のかたち. 1(司馬遼太郎)
- それでも、日本人は「戦争」を選んだ(加藤陽子)
- 油断!(堺屋太一)
- 「新訳」ローマ帝国衰亡史(エドワード・ギボン、中倉玄喜訳)