万物の黎明 人類史を根本からくつがえす
デヴィッド・グレーバー、デヴィッド・ウェングロウ
農耕以前の人類社会の多様性から、不平等の起源をめぐる通説を覆そうとした人類学の大著。素朴な平等から農耕と国家を経て階級社会へ、という定番の筋書きを退け、大規模でありながら支配者を持たない社会が各地にあったことを考古学の成果で示す。季節ごとに社会の形を組み替えていた集団や、ウクライナの巨大集落が例に挙がる。なぜ今の形に固まったのかという問いが全体を貫く。
ジャンル: 歴史・文明
この本を薦めた人(1人)
- 為末大(元プロ陸上選手・Deportare Partners代表)が薦めた。出典: 本人note「2024年のおすすめ本」
為末大が薦めた他の本
- 半導体戦争 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防(クリス・ミラー)
- ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち(J・D・ヴァンス)
- 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか(今井むつみ・秋田喜美)
- 神々の沈黙 意識の誕生と文明の興亡(ジュリアン・ジェインズ)
- 金閣寺(三島由紀夫)
- 手の倫理(伊藤亜紗)