『飢える私 ままならない心と体』

ロクサーヌ・ゲイ

作家ロクサーヌ・ゲイが、自分の身体とその重さについて語った回想録。十二歳で受けた性暴力の後、身を守るために食べて身体を大きくした経緯から、太った身体で生きる日常の困難までを短い章で綴る。飛行機の座席や舞台の椅子が耐えられるかを常に考える場面など、身体が世界と接するたびに生じる摩擦が具体的に描かれる。減量の成功譚でも受容の物語でもない記録として、身体をめぐる語りの中で独自の位置にある。

ジャンル: 伝記・評伝

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