『トリストラム・シャンディ』

ロレンス・スターン

脱線に次ぐ脱線で語られる十八世紀の実験小説。語り手トリストラムが自分の生涯を書こうとするたび、父や叔父の話に逸れていき、主人公はなかなか生まれてこない。黒く塗りつぶした頁や大理石模様の頁、白紙の頁を差し込むなど、書物という形式そのものを遊びの対象にする。近代小説が固まる前の作品でありながら、二十世紀の前衛小説の先例とされてきた。

ジャンル: 小説・文学

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