伊豆の踊子
川端康成
旧制高校生の「私」と旅芸人の踊子との淡い交情を描いた川端康成の初期代表作。孤児根性に固まった青年が旅の道連れによってほどけていく過程を、短い枚数で結晶させた。天城越えから下田までの道行きと、別れの船着き場で涙が止まらなくなる場面が物語を閉じる。繰り返し映画化され、川端の名を広く知らせた作品になった。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- 松井忠三(良品計画 前会長)が薦めた。
嬉しかったのは川端康成のノーベル文学賞の受賞だ。中学時代に読み漁った川端文学。特に短編小説「伊豆の踊子」は自分の生活圏が舞台だからなおさら。旧天城トンネルを通る度に「私」と踊り子の薫が初めて会話を交わした情景が思い浮かんだ。
出典: 日本経済新聞「私の履歴書」松井忠三(2018年2月連載)第7話「大学入学」/全文PDF(松井オフィス公式サイト)
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