大地
パール・バック
中国の貧農・王龍が土地を得て豪農へのし上がる一代記。大地主の家から下女の阿蘭を妻に迎え、飢饉で南へ流れ、混乱に乗じて得た金を土地に換えていく。豊かになるにつれ阿蘭を顧みなくなり、最後には息子たちが父の執着した土地を売る算段を始める。土地に縛られる人間を通して中国の農村を描き、ピュリッツァー賞とノーベル文学賞の評価につながった。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- 松井忠三(良品計画 前会長)が薦めた。
狭い田舎の生活で社会の変化を知るのはマンガ、テレビ、本、そして映画だった。心に残る1冊をあげるとしたら小学6年の頃に手にしたパール・バックの「大地」だ。中国の農家3代にわたる物語で、貧農から資産家へと転身する信念と行動力に惹かれた。それは現状を打破するハングリー精神に他ならない。
出典: 日本経済新聞「私の履歴書」松井忠三(2018年2月連載)第4話「自給自足」/全文PDF(松井オフィス公式サイト)
松井忠三が薦めた他の本
- 経営は「実行」―明日から結果を出すための鉄則(ラリー・ボシディ、ラム・チャラン)
- 伊豆の踊子(川端康成)
- 流通革命(林周二)
- ビジネスプロセスの教科書(山本政樹)