流通革命
林周二
一九六二年に出て、日本の流通構造の転換を論じた中公新書。大量生産の時代には多段階の卸を介した従来の流通が合わなくなるとして、生産者と小売が直結する方向へ進むと説いた。なかでも「問屋無用論」と呼ばれた主張が業界に衝撃を与え、その後のスーパーマーケットの台頭を言い当てる形になった。半世紀以上前の本でありながら、流通を構造の問題として捉える議論の出発点として参照され続けている。
ジャンル: 戦略・マーケティング
この本を薦めた人(1人)
- 松井忠三(良品計画 前会長)が薦めた。
流通業界のバイブルでベストセラーの「流通革命」を読んだのもこのころだ。上司と居酒屋に行き、この書物を題材にして議論をふっかけていた。
出典: 日本経済新聞「私の履歴書」松井忠三(2018年2月連載)第12話「西友入社」/全文PDF(松井オフィス公式サイト)
松井忠三が薦めた他の本
- 経営は「実行」―明日から結果を出すための鉄則(ラリー・ボシディ、ラム・チャラン)
- 大地(パール・バック)
- 伊豆の踊子(川端康成)
- ビジネスプロセスの教科書(山本政樹)