輿論と世論

佐藤卓己

公的な議論としての「輿論」と、空気に近い「世論」を区別して論じた一冊。二つが混同されていく過程を日本の言論史からたどり、世論調査と民主主義の前提を問い直す。当用漢字で輿の字が使えなくなり世論に一本化されたことが、区別の消滅を決定づけたと指摘する。よろんとせろんを読み分けていた歴史から、言葉と政治の関係を見直す。

ジャンル: 経済・社会

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