教養主義の没落

竹内洋

旧制高校から続いた学生の教養主義が、なぜ力を失ったのかを跡づけた中公新書。難解な哲学書を読むことが学生の身分証明だった時代の空気を、統計と回想から復元する。岩波文化とマルクス主義が結びついた読書の規範が、一九七〇年前後に崩れていく過程を追う。読書と人格形成を結びつけた文化の盛衰を、大学の社会史として描く。

ジャンル: 経済・社会

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