吾輩は猫である

夏目漱石

名前のない猫の目から明治の知識人の暮らしを写した夏目漱石の長編。飼い主・苦沙弥先生の家に集う人々の空騒ぎを通して、人間という生きものを笑う。美学者の迷亭や理学士の寒月が持ち込む与太話と、実業家一家との揉め事が延々と続き、筋より会話そのものが読みどころになる。漱石が最初に世へ出した作品で、書き継ぐうちに長編へ膨らんだ経緯も知られている。

ジャンル: 小説・文学

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