グッバイ、コロンバス

フィリップ・ロス

フィリップ・ロスのデビュー作となる中編と短編を収めた一冊。表題作は図書館員の青年ニールと、郊外の裕福な家に育った娘ブレンダのひと夏の恋を追う。二人を隔てるのは民族ではなく階層で、パティムキン家の豊かさの描写がそのまま同化していくユダヤ系中産階級の肖像になる。同胞の反発を浴びながら全米図書賞を得た出発点として読まれてきた。

ジャンル: 小説・文学

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