驚くべき天才の胸もはりさけんばかりの奮闘記

デイヴ・エガーズ

両親を相次いで癌で失った青年が、幼い弟を育てた日々を綴った回想記。書いている自分自身に注釈をつけ続ける文体で、喪失を語ることの居心地の悪さごと差し出す。弟トフを連れてカリフォルニアへ移り、雑誌を立ち上げながら親代わりを務めた二十代前半が中心になる。長い前書きや謝辞まで本文の一部として使う仕掛けが、二〇〇〇年前後の私的ノンフィクションの型をつくった。

ジャンル: 伝記・評伝

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