戦争と人間

五味川純平

昭和初期の日本を、新興財閥・伍代家を軸に描いた大河小説の第一部。時代に飲み込まれていく個人の姿を通して、戦争が人間に何をするのかを問う。満州へ利権を伸ばす財閥の当主と、そこから離れていく息子や娘たちの生き方が並行して描かれ、家の内側に時代の亀裂が走る。長大な連作として書き継がれ、映画化もされて戦争を扱った戦後文学の代表作に数えられる。

ジャンル: 小説・文学

この本を薦めた人(1人)

中島敏が薦めた他の本