マチウ書試論・転向論

吉本隆明

吉本隆明の初期評論を収めた一冊。『マチウ書試論』はマタイ伝に原始キリスト教の秩序への反逆を読み、人は思想ではなく置かれた関係によって決まるとする『関係の絶対性』を打ち出す。『転向論』は戦前の知識人の転向を、権力の弾圧よりも日本の大衆から切れていた思想の弱さに求める。この二篇が戦後思想の起点とされ、以後の議論の枠組みをつくった。

ジャンル: 哲学・思想

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