憂鬱なる党派

高橋和巳

学生運動に加わった若者たちの、その後を追った長編小説。かつて同志だった仲間の消息をたどるうちに、理想を掲げた側の内側にあった打算や裏切りが露わになる。信じたものが崩れた後も、間違っている世の中と向き合い続けるほかない人間の姿を書いている。全共闘の世代に強く読まれ、挫折を扱った戦後文学の一つとして残った。

ジャンル: 小説・文学

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