我が心は石にあらず

高橋和巳

労働組合の闘争を舞台に、社会の矛盾と対峙する人間を描いた長編小説。組合の運動に身を投じた男が、会社との対立のなかで足場を失っていく過程を追う。正しさを掲げた運動が内部の対立と生活の重みに削られ、私生活まで壊れていくところまで書き切っている。理想を持つ人間がなぜ挫けるのかを問い続けた作家の、代表作の一つとされる。

ジャンル: 小説・文学

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