医者、用水路を拓く アフガンの大地から世界の虚構に挑む

中村哲

アフガニスタンで医療活動を続けた医師が、自ら用水路の建設に乗り出した記録。大旱魃と戦乱のなかで百の診療所より一本の用水路が要ると判断し、井戸を掘り十三キロの水路を通すまでを綴る。白衣を脱いで重機に乗り、取水口や沈砂池を手探りで造っていく現場の記述が中心にある。復興支援という言葉の空疎さを、水と土の実務の側から突いた一冊。

ジャンル: ノンフィクション

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