漆の実のみのる国
藤沢周平
米沢藩の再建に挑んだ上杉鷹山を描く、藤沢周平の遺作となった長編の上巻。借財に沈む藩を立て直すため、若い藩主と改革派の家臣が倹約と殖産に乗り出す過程が淡々と綴られる。題名は、漆や桑を百万本植えて藩の収入源にしようとした計画に由来する。英雄譚として描かず、改革が人と現実に阻まれていく姿を書いた点に特徴がある。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- 上田準二(ファミリーマート元会長)が薦めた。出典: PRESIDENT 2016年7月4日号 pp.30-31 の上田氏発言(要旨採録)。負ける登場人物に自己投影する読み方をしてきた作品として自ら列挙
上田準二が薦めた他の本
- EQリーダーシップ 成功する人の「こころの知能指数」の活かし方(ダニエル・ゴールマン、リチャード・ボヤツィス、アニー・マッキー)
- 路傍の石(山本有三)
- 草枕(夏目漱石)
- 裸の独裁者サダム 主治医の回想録(アラ・バシール/ラーシュ・シーグルスンナノー(山下丈訳))
- 声に出して読みたい日本語(齋藤孝)
- 酔って候(司馬遼太郎)