漆の実のみのる国

藤沢周平

米沢藩の再建に挑んだ上杉鷹山を描く、藤沢周平の遺作となった長編の上巻。借財に沈む藩を立て直すため、若い藩主と改革派の家臣が倹約と殖産に乗り出す過程が淡々と綴られる。題名は、漆や桑を百万本植えて藩の収入源にしようとした計画に由来する。英雄譚として描かず、改革が人と現実に阻まれていく姿を書いた点に特徴がある。

ジャンル: 小説・文学

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