化学者たちの京都学派
古川安
喜多源逸から福井謙一、野依良治へと連なる京都大学の化学者たちを追った科学史。基礎の裏づけがあってこそ独自の応用が拓けるという喜多の信念が、学派としてどう受け継がれたかを描く。戦時下の人造石油開発、桜田一郎の高分子化学、福井のフロンティア軌道理論が章ごとに扱われる。一人の教育者の姿勢が世代を越えて創造性を生んだ過程を、資料に即して跡づけている。
ジャンル: 科学・数学
この本を薦めた人(1人)
- 藤原正隆(大阪ガス社長)が薦めた。出典: 日本経済新聞「リーダーの本棚」
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