聖職の碑

新田次郎

大正二年に木曽駒ヶ岳で起きた学校集団登山の遭難を描いた小説。長野の高等小学校の一行が暴風雨に遭い、校長を含む十一人が命を落とすまでを、生き残った者の証言を辿るように再構成する。事故の後、鍛錬を重んじる教育と自由教育のどちらが子どもを死なせたのかという論争が起き、物語はそこまで踏み込む。山岳小説であり、同時に教育を問う作品でもある。

ジャンル: 小説・文学

この本を薦めた人(1人)

田口三昭が薦めた他の本