しろばんば

井上靖

伊豆の湯ヶ島で、土蔵に「おぬい婆さん」と二人で暮らす少年洪作を描いた井上靖の自伝的小説。両親と離れて育つ洪作が、血のつながらない老女に溺愛されながら村の日々を過ごす。題名は夕暮れに舞う白い綿虫のことで、子ども時代の光景そのものとして置かれている。明治末の山あいの村を舞台に、周囲の大人と別れながら育つ日々を追う。

ジャンル: 小説・文学

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