可能世界と現実世界
フランソワ・ジャコブ、田村俊秀・安田純一訳
ノーベル賞生物学者フランソワ・ジャコブによる、進化をめぐるエッセイ。進化は設計図から作られるのではなく、手元にあるものを寄せ集めて間に合わせる過程だとして、ブリコラージュという比喩を示す。生物の体に残る不合理な作りは、その場しのぎが積み重なった痕跡だと説明される。科学における神話と理論の関係にも及び、生物学の思考の癖そのものを問い直す。
ジャンル: 科学・数学
この本を薦めた人(1人)
- 中村桂子(JT生命誌研究館名誉館長)が薦めた。出典: 日本経済新聞 リーダーの本棚