若菜集

島崎藤村

島崎藤村が一八九七年に出した第一詩集で、日本近代詩の出発点とされる。七五調の文語で、若い恋と旅と憧れをうたった詩が並ぶ。「まだあげ初めし前髪の」で始まる「初恋」は、林檎を手渡す場面とともに今も広く知られる。漢詩や和歌の型から離れて個人の感情をうたう詩の形を確立し、以後の詩人に道を開いた。

ジャンル: 小説・文学

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