『記憶術』
フランセス・A・イエイツ
古代ギリシャからルネサンスまで「記憶の宮殿」の系譜をたどる思想史の書。場所に像を置いて覚える技法が、弁論術から神学、さらに宇宙を映す術へと姿を変えていく道筋を追う。宴席の崩落で潰れた客を席順から言い当てたシモニデスの逸話が、この技術の出発点に置かれる。記憶術を暗記法でなく思想史として扱い、後の研究の土台になった。
ジャンル: 歴史・文明
この本を薦めた人(1人)
- ジョシュア・フォア(『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』著者)が薦めた。出典: 本人インタビュー(Five Books)
ジョシュア・フォアが薦めた他の本
- 偉大な記憶力の物語 ある記憶術者の精神生活(A・R・ルリヤ)
- 記憶術と書物 中世ヨーロッパの情報文化(メアリー・カラザース)
- 記憶の比喩 心の概念に関する歴史(ダウエ・ドラーイスマ)