『記憶術』

フランセス・A・イエイツ

古代ギリシャからルネサンスまで「記憶の宮殿」の系譜をたどる思想史の書。場所に像を置いて覚える技法が、弁論術から神学、さらに宇宙を映す術へと姿を変えていく道筋を追う。宴席の崩落で潰れた客を席順から言い当てたシモニデスの逸話が、この技術の出発点に置かれる。記憶術を暗記法でなく思想史として扱い、後の研究の土台になった。

ジャンル: 歴史・文明

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