善と悪の生物学
ロバート・M・サポルスキー
スタンフォード大学の神経科学者が、人間の善行と悪行の由来を生物学の全層から説き明かした大著。行動の一秒前の脳、数分前のホルモン、幼少期の環境、文化、進化史へと時間を遡る構成で、単一の原因では何も説明できないことを示す。「我々と彼ら」を分ける心理を扱う章では、集団間の敵意がいかに簡単に生まれ、いかに変えうるかを論じる。脳科学と社会の問題を結びつけて考えたい読者に向けた、分厚いが平明な本である。
ジャンル: 科学・数学
この本を薦めた人(2人)
- ビノッド・コースラ(Khosla Ventures創業者 / Sun Microsystems共同創業者)が薦めた。出典: 本人ブログ(Medium 2017年推薦リスト)
- ブライアン・ジョンソン(起業家/Blueprint(不老長寿プロジェクト)創業者)が薦めた。出典: 本人のX投稿
ビノッド・コースラが薦めた他の本
- ホモ・デウス(ユヴァル・ノア・ハラリ)
- スケール 万物を支配する「大きさ」の法則(ジョフリー・ウェスト)
- LIFESPAN 老いなき世界(デビッド・A・シンクレア)
- 監視資本主義 人類の未来を賭けた闘い(ショシャナ・ズボフ)
- 量子力学で生命の謎を解く(ジム・アル=カリーリ、ジョンジョー・マクファデン)
- 見て見ぬふりをする社会(マーガレット・ヘファーナン)
ブライアン・ジョンソンが薦めた他の本
- 睡眠こそ最強の解決策である(マシュー・ウォーカー)
- 夜と霧(ヴィクトール・E・フランクル)
- ファスト&スロー――あなたの意思はどのように決まるか?(ダニエル・カーネマン)
- 『予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』(ダン・アリエリー)
- シッダールタ(ヘルマン・ヘッセ)
- 異端の数ゼロ 数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念(チャールズ・サイフェ)