チベット死者の書

パドマサンバヴァ

死と再生の過程を段階ごとに描いたチベット仏教の教典。臨終の瞬間に現れる根源の光、次に立ち現れる寂静と忿怒の神々の幻影、そして生まれ変わりへ向かう過程という三つの中有を説き、死者の枕元で読み上げるための書として作られた。現れるものはすべて自分の心が生んだ像だと繰り返し告げる点に、この書の核がある。二十世紀には意識の研究者たちに、死と再生の地図として読み直された。

ジャンル: 哲学・思想

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