シェルタリング・スカイ

ポール・ボウルズ

第二次大戦後の北アフリカを旅する米国人夫婦ポートとキットの崩壊を描いた長編小説。倦怠した夫婦は友人を伴ってサハラの奥へと進み、夫が腸チフスで死んだ後、妻は砂漠の隊商に身を委ねて自我を失っていく。空は人が虚無から守られている薄い覆いにすぎないという題名の意味と、砂漠の圧倒的な描写が知られる。1949年の刊行以来、実存的な不安を描いた戦後文学の代表作として読み継がれ、映画化もされた。

ジャンル: 小説・文学

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