響きと怒り

ウィリアム・フォークナー

南部の名家コンプソン家の没落を描いたフォークナーの代表作。知的障害のある末弟ベンジーの意識から始まり、兄クエンティン、ジェイソンと語り手が替わり、最後は三人称で女中ディルシーの一日が語られる。時間の順序が崩れた語りのなかで、家を出た姉キャディの存在だけが四つの断片をつないでいる。読む側に組み立て直しを求める構成が、二十世紀小説の方法を変えた。

ジャンル: 小説・文学

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