人間・この劇的なるもの

福田恆存

人間は役を演じることでしか自由になれないと説いた評論。個性や自由という近代の理想を疑い、劇的に生きることこそ人間の本性だと論じる。全体の中で自分の役を引き受けたときにはじめて充実が生まれるという逆説が、議論の中心にある。演劇論を手がかりに近代日本の個人主義を問い直した戦後評論として、読み継がれてきた。

ジャンル: 哲学・思想

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