都鄙問答 経営の道と心

由井常彦

江戸中期の石田梅岩が説いた『都鄙問答』を、経営史家が現代の言葉で読み直した一冊。商人の利益は武士の禄と同じく正当な報酬であるとし、正直と倹約と勤勉を商いの道と定めた梅岩の議論を、問答形式のまま追っていく。「商人の買利は士の禄に同じ」という一節が、身分の低かった商業に道徳的な根拠を与えた転回点になる。日本の商業道徳の源流を確かめたい読者に向く。

ジャンル: 哲学・思想

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