都鄙問答 経営の道と心
由井常彦
江戸中期の石田梅岩が説いた『都鄙問答』を、経営史家が現代の言葉で読み直した一冊。商人の利益は武士の禄と同じく正当な報酬であるとし、正直と倹約と勤勉を商いの道と定めた梅岩の議論を、問答形式のまま追っていく。「商人の買利は士の禄に同じ」という一節が、身分の低かった商業に道徳的な根拠を与えた転回点になる。日本の商業道徳の源流を確かめたい読者に向く。
ジャンル: 哲学・思想
この本を薦めた人(1人)
- 橋本徹(日本政策投資銀行相談役)が薦めた。出典: 日本経済新聞「リーダーの本棚」2017年3月18日「故郷の偉人の改革に学ぶ」掲載書籍(BusinessBooks.jp収録一覧で確認)
橋本徹が薦めた他の本
- 峠(司馬遼太郎)
- 山田方谷に学ぶ改革成功の鍵(野島透)
- 財政破綻を救う山田方谷「理財論」―上杉鷹山をしのぐ改革者(小学館文庫)(深沢賢治(石川梅次郎 監修))
- 炎の陽明学 山田方谷伝(矢吹邦彦)
- 歎異抄(金子大栄 校注)
- 日本の進路を決めた10年 増補改訂版 国境を超えた平和への架け橋(バズル・エントウィッスル(藤田幸久 訳))