〈戦前〉の思考

柄谷行人

冷戦の終わりを平和な到達点ではなく新たな「戦前」として捉えた評論集。湾岸戦争以後に噴き出した日本の言説を検討し、戦後という枠組みが崩れたあとに何が来るのかを問う。国家、憲法、ナショナリズムをめぐる議論を、文学批評から出発した著者の視点で組み立て直していく。戦後という時代区分そのものを疑うところから、以後の柄谷の政治的な論考が展開していく。

ジャンル: 哲学・思想

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