五重塔

幸田露伴

明治期に書かれた幸田露伴の中編小説。腕はあるが世渡りの下手な大工「のっそり十兵衛」が、周囲の反発を押し切って五重塔を建て上げる姿を、格調高い擬古文で描く。恩人である親方の源太と仕事を奪い合う葛藤と、完成した塔を襲う暴風雨の一夜が山場になる。職人が仕事に何を懸けるのかを描いた作品として、近代文学のなかで独特の位置を占める。

ジャンル: 小説・文学

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