法律学基礎論覚書
平井宜雄
民法学者の平井宜雄が、法解釈のあり方を方法論として論じた論考。法律学の主張は他者の批判にさらされうる形で組み立てられねばならないとして、根拠を示さずに結論へ飛ぶ議論の運び方を退ける。背景にはポパーの批判的合理主義があり、当時主流だった利益衡量論が反証できない議論になっている点を突いた。星野英一との法解釈論争を引き起こし、日本の法律学の方法を問い直す起点になった。
ジャンル: 経済・社会
この本を薦めた人(1人)
- 成田悠輔(経済学者 / イェール大学 助教授)が薦めた。出典: 成田修造X投稿「成田修造が兄 悠輔から14歳の時にもらった読書リスト」
成田悠輔が薦めた他の本
- 神聖喜劇(大西巨人)
- 桶川ストーカー殺人事件―遺言(清水潔)
- 意味の変容(森敦)
- グレープフルーツ・ジュース(オノ・ヨーコ)
- 『革命論集』(アントニオ・グラムシ)
- 『独立国家のつくりかた』(坂口恭平)