小説兜町(しま)

清水一行

株式市場の仕手戦を描いた清水一行のデビュー作。仕手筋が特定の銘柄に狙いを定め、資金と情報を操って株価を吊り上げ、売り抜けるまでの攻防を内側から追う。証券会社と仕手集団の動きを取材した者にしか書けない細部で描き、相場の裏にある人間の欲を露わにする。企業や経済の現場を素材にする「経済小説」というジャンルを切り開いた作品とされる。

ジャンル: 小説・文学

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