中二階
ニコルソン・ベイカー
昼休みを終えた男がエスカレーターで中二階に上がる、その数十秒だけを描いた長編小説。靴紐やストロー、紙パックや手すりへの脱線が、出来事ではなく意識の運動として積み上がっていく。本文と競り合うほどの分量に達する脚注が、思考の枝分かれをそのまま形にしている。何も起こらない時間の密度を書き切った作品として、日常を書く小説の系譜に置かれてきた。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- シェリル・ストレイド(作家(『わたしに会うまでの1600キロ』著者))が薦めた。出典: シェリル・ストレイドの推薦
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