貨幣論
岩井克人
貨幣とは何かをマルクスの価値形態論から問い直した経済書。貨幣が貨幣であるのは皆が貨幣として使うからだという自己循環論法を軸に、資本主義に内在する不安定さを論じる。商品貨幣説も法定貨幣説も退けたうえで、ハイパーインフレーションを貨幣の本質が露わになる局面として読む。サントリー学芸賞を受け、以後の貨幣論の出発点になった。
ジャンル: 経済・社会
この本を薦めた人(1人)
- 稲葉延雄(リコー経済社会研究所所長)が薦めた。出典: 日本経済新聞「リーダーの本棚」2016年3月6日『貨幣や金融の本質に戻る』(リコー経済社会研究所所長 稲葉延雄氏)
稲葉延雄が薦めた他の本
- 江戸の貨幣物語(三上隆三)
- ファイナンスへの数学 金融デリバティブの基礎(サリー・N・ネフツィ)
- 会計の変革 財務報告のコンバージェンス、危機および複雑性に関する年代記(ロバート・H・ハーズ)
- ザ・セカンド・マシン・エイジ(エリック・ブリニョルフソン、アンドリュー・マカフィー)