ラヴリィ
田口賢司
一九九四年に新潮社から刊行された田口賢司の長編小説。真夏の太陽の下、光の彼方へ駆け抜けていく人物たちを描いたロード・ノヴェルで、筋の起伏よりも疾走する文体の速度で読ませる。デヴィッド・リンチ『ワイルド・アット・ハート』から闇という闇を拭い去ったような、白痴的なまでに明るい光の世界が舞台になる。九〇年代の日本文学のなかで、物語ではなく文体で時代の空気を刻んだ作品として読み継がれてきた。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- 成田悠輔(経済学者 / イェール大学 助教授)が薦めた。出典: 成田修造X投稿「成田修造が兄 悠輔から14歳の時にもらった読書リスト」
成田悠輔が薦めた他の本
- 神聖喜劇(大西巨人)
- 桶川ストーカー殺人事件―遺言(清水潔)
- 意味の変容(森敦)
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- 『独立国家のつくりかた』(坂口恭平)