惑う星
リチャード・パワーズ
妻を亡くした天体生物学者と、感情を抑えられない九歳の息子を描く小説。学校になじめない息子に薬を与えることを拒んだ父は、亡き母の脳活動をなぞる神経フィードバック治療に賭ける。父が寝物語に語る架空の惑星の情景が、章を追うごとに現実の地球の荒廃と重なっていく。生き物が減り続ける星で子を育てることの重さを、父と子の二人だけの声で描いている。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- オプラ・ウィンフリー(司会者・メディア経営者)が薦めた。出典: オプラズ・ブッククラブ選書(2021年9月)