惑う星

リチャード・パワーズ

妻を亡くした天体生物学者と、感情を抑えられない九歳の息子を描く小説。学校になじめない息子に薬を与えることを拒んだ父は、亡き母の脳活動をなぞる神経フィードバック治療に賭ける。父が寝物語に語る架空の惑星の情景が、章を追うごとに現実の地球の荒廃と重なっていく。生き物が減り続ける星で子を育てることの重さを、父と子の二人だけの声で描いている。

ジャンル: 小説・文学

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