斜陽
太宰治
敗戦後に没落していく華族の家族を描いた太宰治の長編。滅びゆく母と、恋と革命に賭ける娘かず子の対比が、斜陽族という言葉まで生んだ。麻薬に溺れる弟の直治、かず子が想いを寄せる作家の上原を加えた四人が、それぞれ違う形で戦後の価値の崩壊を引き受ける。旧い世界が終わる時代に何を信じて生きるかという問いが、いまも読者を捉える。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- 南場智子(DeNA 創業者 / 会長)が薦めた。
(十代、こんな本に出会った)太宰治『斜陽』 DeNA創業者・南場智子さん
出典: 朝日新聞 2014年1月26日朝刊 連載「十代、こんな本に出会った」
南場智子が薦めた他の本
- 走れ!タカハシ(村上龍)
- 暗夜行路(志賀直哉)
- カラマーゾフの兄弟(フョードル・ドストエフスキー)
- 白鯨(ハーマン・メルヴィル)
- 『フェルマーの最終定理』(サイモン・シン)
- 君たちはどう生きるか(吉野源三郎)