劉邦
宮城谷昌光
漢を建てた劉邦を描く宮城谷昌光の歴史長編、その上巻。沛の一亭長にすぎない男が、秦の統治が綻んでいく乱世のなかで人を惹きつけ、集団の頭目になるまでを追う。学も武も抜きん出ないのに、なぜ蕭何や樊噲といった者たちが従ったのかに筆の焦点がある。英雄の資質を才能ではなく人の集め方から捉え直す視点が、この作家の歴史小説の持ち味になっている。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- 南場智子(DeNA 創業者 / 会長)が薦めた。
特別対談 人生100年時代を豊かに生きる 直木賞作家・宮城谷昌光×DeNA創業者/取締役・南場智子 『劉邦』から“人の見抜き方”を読み解く
出典: サンデー毎日 2015年5月31日号 特別対談(宮城谷昌光×南場智子)
南場智子が薦めた他の本
- 走れ!タカハシ(村上龍)
- 暗夜行路(志賀直哉)
- カラマーゾフの兄弟(フョードル・ドストエフスキー)
- 白鯨(ハーマン・メルヴィル)
- 『フェルマーの最終定理』(サイモン・シン)
- 君たちはどう生きるか(吉野源三郎)