琥珀の眼の兎
エドマンド・ドゥ・ヴァール
陶芸家である著者が、受け継いだ二百六十四個の根付をたどって書いた一族の記録。パリとウィーンで栄えたユダヤ人銀行家エフルッシ家の百年を超える歩みを、小さな彫刻が誰の手にあったかという線で追う。パリでは印象派を支えた当主の書斎に、ウィーンでは一族の邸宅に置かれ、ナチスの接収の際に女中が隠して持ち出した。物が人の記憶を運ぶという構えで書かれた、亡命と喪失の家族史になっている。
ジャンル: ノンフィクション
この本を薦めた人(1人)
- ヒラリー・クリントン(元米国務長官)が薦めた。出典: ニューヨーク・タイムズ By the Book
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