大坂堂島米市場
高槻泰郎
世界で最も早い時期の先物取引が行われた大坂堂島の米市場を、史料から描いた歴史書。蔵屋敷が出した米切手が転売されて証券のように流通し、現物を動かさず値だけを決済する帳合米商いが育っていく過程を追う。幕府は投機を禁じたり黙認したりと態度を変え、享保十五年についに堂島米会所を公認する。市場を抑えようとした権力が市場に頼らざるを得なくなる筋道が、副題に表れている。
ジャンル: 経済・社会
この本を薦めた人(1人)
岩瀬大輔が薦めた他の本
- 日本酒の世界(小泉武夫)
- オペラ入門(許光俊)
- 岡倉天心「茶の本」をよむ(田中仙堂)
- まだ間に合う 元駐米大使の置き土産(藤崎一郎)
- 経営者 日本経済生き残りをかけた闘い(永野健二)
- バブル 日本迷走の原点(永野健二)