収容所(ラーゲリ)から来た遺書

辺見じゅん

シベリア抑留で死んだ山本幡男と、その遺書を持ち帰った仲間たちの記録。収容所で句会や勉強会を開き、絶望のなかにいる人々を支え続けた山本の姿から筆が起こされる。紙一枚持ち出せない状況で、仲間たちが遺書を分担して暗記し、帰国後に家族へ届けた経緯が中心になる。抑留の実態を、記録としてだけでなく人と人の関係の側から残した一冊。

ジャンル: ノンフィクション

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