あかね空

山本一力

京から江戸に出て豆腐屋を開いた職人と、その家族二代を描く直木賞受賞作。上方仕込みの柔らかい豆腐が江戸の客に受け入れられず、そこから店を築くまでの苦労が前半を占める。技を継がせようとする父と、その思いからこぼれ落ちる子どもたちのすれ違いが後半で効いてくる。深川の長屋の暮らしを積み上げた人情ものとして読まれている。

ジャンル: 小説・文学

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