八月の銀の雪
伊与原新
地球科学や生物学を題材にした短編を収めた一冊。日常に行き詰まった人物が、科学の示す時間や自然の大きさに救われていく姿を描く。表題作は地球の中心にある核を研究する女性と、就職活動につまずいた学生の出会いを軸に、足元の深さへ視線を向けさせる。クジラ、伝書鳩、珪藻、風を扱う全五編が並び、直木賞の候補にもなった連作集になっている。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- 篠田謙一(国立科学博物館館長)が薦めた。出典: 日本経済新聞 リーダーの本棚
篠田謙一が薦めた他の本
- 人間の測りまちがい 差別の科学史(スティーヴン・J・グールド)
- 宇宙を織りなすもの(ブライアン・グリーン)
- 異端の統計学ベイズ(シャロン・バーチュ・マグレイン、冨永星訳)
- 遺伝子 親密なる人類史(シッダールタ・ムカジー)
- カルロ・ロヴェッリの科学とは何か(カルロ・ロヴェッリ、栗原俊秀訳)
- 水滸伝. 1(曙光の章)(北方謙三)