大衆の反逆
ホセ・オルテガ・イ・ガセット、桑名一博訳
二十世紀の大衆社会を分析したオルテガの評論。自分に何も要求せず、いまの生活を当然のものとして享受する平均人が社会の前面に出た事態を、数の問題ではなく心の型の問題として捉える。自分の専門の外では無知なまま断定する科学者を新しい野蛮人と呼ぶ一節が、専門化の時代の危うさを言い当てている。義務を引き受ける少数者を失った社会の行方を論じた古典として読まれてきた。
ジャンル: 経済・社会
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- 岩井睦雄(日本たばこ産業(JT)会長)が薦めた。出典: 日本経済新聞 リーダーの本棚